~Win8.1のみならず、Win7/XP等がまだネット接続中の場合は早急に対策を
投稿:舩生好幸(Primary-f代表、ネットショップ向実庵店主)2022.12.24
Windows 8.1は2023年1月10日にサポートが終了します。
サポート終了以降、Microsoft は以下のサービスおよびプログラムの提供を行いません。
・あらゆる問題のテクニカル サポート
・ソフトウェア更新プログラム
・セキュリティ更新プログラムまたは修正プログラム
1月11日以降も、Windows 8.1を実行するPCは引き続き動作はしますが、新たな更新プログラムが提供されないことから、放置しておくと、ウイルスやマルウェア被害のリスクが高まり、ひいては情報漏えいや金銭的被害などの危険性も高まります。
〇サポート終了するとウイルスやマルウェア被害のリスクが高まる理由
前回、詳しく書けなかった点を追記して説明しますと、
サイバー攻撃を行う犯罪者側の技術やコンピュータウィルスなどのツールも、日々刻々と進化しています。
そのため、ソフトウェアに対し、攻撃を防御する重要な手段である更新プログラム/修正プログラムが供給されないと、攻撃者側から見て、そのソフトは時間とともに相対的に「隙だらけ」になってゆき、攻撃が容易になります。
その結果ウイルスやマルウェア被害のリスクが高まり、情報漏えいや金銭的被害などの危険性も高まるという訳です。
また、セキュリティ対策が弱いPCは、攻撃者が第三者を攻撃する際の「踏み台」として悪用される可能性もあり、知らぬ間に加害者になる危険性も高まります。
〇Windows 7/XPなども既に危険なOSです
さらに言えば、以下のOSも既にサポートを終了しています。
・Windows 8
・Windows 7
・Windows Vista
・Windows XP
・Windows 2000、等
攻撃を仕掛ける側からすれば、これらのサポート終了済みのOSは既に相当「隙だらけ」であり、稼働していれば格好の標的になってしまうと思います。
こちらも、Windows10/11が動作するPCに置き替える、利用するアプリケーションソフトの都合から使う必要がある場合はインターネットへの接続はやめる、スタンドアロンPCで利用する、等対策をお勧めします。
(ISACA認定CISA=公認情報システム監査人)
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