教育・訓練の大切さ
- 舩生 好幸

- 2 日前
- 読了時間: 3分
~皆様が現在の地位を獲得しているのは、過去の教育・訓練の成果です~
投稿:舩生好幸(仕組みづくりアドバイザー、JRCA登録QMS審査員補)2026.3.11

「不景気になると最初に削られるのは広告宣伝費と教育研修費」などとよく言われます。
それは「直接的な売上にすぐ直結しない、即効性がない費用」と見なされるからでしょう。
そして我が身を省みると「専門分野に関して、今更、教育・訓練なんて必要ない」という思いに囚われることも度々あります。
しかし、商品やサービスを享受する立場に立つと、
高度な技術や、長年の経験に裏打ちされた専門的センス、それらを用いて製造・提供される商品やサービスは、そうでないものと比べて明らかな違いを生む、
ということも度々経験します。
結果、「それらの違いを生み出すためにも、専門家、プロとして、日々技術や知識を磨き、経験を重ねることはやはり大切なもの」と、私自身反省させられたりもします。
〇専門的な技術・知識を支えているのは教育・訓練の成果
商品やサービスを提供しようと考える専門組織(=企業)、あるいは専門家(=ビジネスパーソン)であれば、
自分たちの専門分野について常にトレーニングを行うことや、
新しい知識・技術に常に関心を持ち、取り入れようとする意識や行動は重要かつ必須といえるでしょう。
しかし冒頭の通り、教育や訓練は組織を取り巻く状況によって後回しにもなりやすいです。その効果が「すぐに数字で見えにくい」ためです。
設備投資のように形として残るものでもなく、売上のように翌月の数字に現れるわけでもありません。
ですが実際に、皆様そして皆様の組織において、日々の一つ一つの判断や作業の「質」を支えているのは、過去に積み重ねてきた知識や技術、経験のはずです。
そしてそれらを獲得できたのは、これまでの教育・訓練の成果といえます。
(取り組んでいる最中、それが教育・訓練になっているとは気づかない場合も含めます。)
これらの成果が、表面には見えにくいものの、組織の基礎体力のような役割を果たしているのです。
〇教育・訓練にはスキルの「磨き直し」の側面も
技術や知識は「一度身につければ終わり」というものでもありません。
社会環境や技術は常に変化し、それに合わせて求められる水準も変わります。
以前は十分だった知識が、いつの間にか時代遅れになってしまうこともあります。
今までは存在しなかった新しい技術・知識・価値観などに対応しなければいけない事態も日々発生しているでしょう。
だからこそ、日頃から学び直しや訓練を続けておくことが、変化に対応する力にもつながります。
教育・訓練とは、知識・経験が不足している若手のためのもの、単に新しい知識を覚える場、というだけではありません。
ベテランの方にとっては、専門家としての感覚や判断力を「磨き直す」「磨き続ける」機会でもあります。
日常業務に追われていると忘れがちですが、そうした時間があるからこそ、いざというときに確かな判断や高い品質を支えることができるのだと思います。
自組織の核となる技術・スキル、そして商品やサービスの価値を守り、さらに高めていくためにも、やはり教育・訓練は大切なものといえます。
(Primary-f 代表)
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