小さな事業にも存在する「重要情報」
- 舩生 好幸

- 6 日前
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更新日:4 日前
~価値ある商品やサービスを提供する活動を行っていれば、重要情報もお持ちでしょう~
投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2026.7.21

時々
「零細企業である自分達に、攻撃者から狙われるような重要情報などない。」
などと謙遜や誤解をされる経営者様・事業者様がいらっしゃいますが、
世の中に、何らかの価値ある商品やサービスを提供する活動を行っていれば、お手許に価値ある情報が何もない、ということはまず考えられません。
皆様の扱う情報にも、下記リストに該当するものが含まれているのではないでしょうか?
・顧客の個人情報:氏名、住所、メールアドレス、クレジットカード情報
・従業員の個人情報:マイナンバー情報、履歴書、顔写真などの情報
・いわゆる「企業秘密」:ノウハウ、独自技術(秘伝の○○、など)
・金融機関等の情報:口座のパスワード、利用するクレジットカード情報
・取引先から預かった/共有する非公開情報
など
〇改めて重要情報とは
組織内で情報種別の明確化やラベル付け等が行われていなかったとしても、漏えいしたり、改ざんされたり、利用できなくなると、組織や個人に損害が発生する可能性がある情報は重要情報といえます。
自社の重要情報は何か? を認識することが情報セキュリティ対策の第一歩です。
〇できるところからスタートし、順次高める情報セキュリティ対策
情報セキュリティ対策というと、大掛かりなシステムの導入や専門知識が必要では? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、最初から多くのリソースを投入したり、大企業のような対策を目指すのは負担も大きいでしょう。
まずは「自社にはどのような重要情報があるのか」改めて確認し、整理し、
それらを適切に扱うためのルール作りや、従業員への周知など、
無理のない範囲から取り組み始めることが大切です。
始めた取り組みは、継続的に改善を加え、皆様のビジネスと一体的に、順次レベルアップしてゆけば無理や負担も少ないのではないでしょうか。
〇皆様の活動が社会にもたらす価値の再認識も
また、本稿冒頭の問いをここで裏返して考えれば、自社に重要情報が存在するということは、それだけ皆様の事業や活動に「価値がある」ということでもあります。
お客様からの信頼、長年培ってきた技術やノウハウ、取引先との関係など、
日々の事業活動の中で築き上げた「価値」を改めて見つめ直し、それらを守る(さらには大きくする)という意識を、改めて皆様のビジネス、そして情報セキュリティ対策の出発点とされてはいかがでしょうか。
(Primary-f/向実庵 代表)
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