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小さな事業にも存在する「重要情報」

執筆者の写真: 舩生 好幸
舩生 好幸
7月21日
読了時間: 3分

更新日:9月25日

~価値ある商品やサービスを提供する活動を行っていれば、重要情報もお持ちのはず~


投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2026.7.21

(更新:2026.9.25)



画像出典:写真AC(https://www.photo-ac.com)
画像出典:写真AC(https://www.photo-ac.com)

時々

「零細企業である自分達に、攻撃者から狙われるような重要情報などない。」


などと謙遜や誤解をされる経営者様・事業者様がいらっしゃいますが、


世の中に、何らかの価値ある商品やサービスを提供する活動を行っていれば、お手許に価値ある情報が何もない、ということはまず考えられません。


皆様の扱う情報にも、下記のリストに該当するものが含まれているのではないでしょうか?


・顧客の個人情報:氏名、住所、メールアドレス、クレジットカード情報

・従業員の個人情報:マイナンバー情報、履歴書、顔写真などの情報

・いわゆる「企業秘密」:ノウハウ、独自技術(秘伝の○○、など)

・金融機関等の情報:口座のパスワード、利用するクレジットカード情報

・取引先から預かった/共有する非公開情報

など


〇改めて重要情報とは


組織内で情報種別の明確化やラベル付け等が行われている/いないに関わらず、漏えいしたり、改ざんされたり、利用できなくなると、組織や個人に損害が発生する可能性がある情報は重要情報といえます。


自社の重要情報は何か? を認識することが情報セキュリティ対策の第一歩です。


それら重要情報を含む組織の情報(情報資産)を守り、効率的に活用するため、情報セキュリティ対策を講じる、という次第です。



〇できるところからスタートし、順次高める情報セキュリティ対策をお薦め


情報セキュリティ対策というと、大掛かりなシステムの導入や専門知識が必要では? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、中小の事業者様は、最初から多くのリソースを投入したり、大企業のような対策を目指すのは負担も大きく、効率面でも疑問です。


まずは「自社にはどのような重要情報があるのか」改めて確認し、整理し、

続いて、重要情報を適切に扱うためのルールを作り、従業員へ周知し、遵守を促す、など、

無理のない範囲から取り組み始めることが大切です。


始めた取り組みは、継続的に改善を加え、皆様のビジネスと一体的に、順次レベルアップしてゆけば無理や負担も少ないのではないでしょうか。



〇皆様の活動が社会にもたらす価値の再認識も


また、本稿冒頭の「皆様の扱う情報の中にも重要情報があるのでは?」という問いをここで裏返して考えれば、


自社に重要情報が存在するということは、それだけ皆様の事業や活動に「価値がある」ということ(普段考えている以上に)であると思います。


・お客様からの信頼

・長年培ってきた技術やノウハウ

・取引先との緊密な関係

など


日々の事業活動の中で築き上げた「価値」を改めて認識し、それらを守る、さらには大きくする、という意識を、改めて皆様のビジネス、そして情報セキュリティ対策の出発点とされてはいかがでしょうか。


(Primary-f/向実庵 代表)



<ご案内>

Primary-fでは、事業者様の「人と事業を守る」ため、中小企業庁とIPAが推進する「できるところから始めて段階的にステップアップ」の取り組みに沿った情報セキュリティ関連サービスをご提供いたします。

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