~適切に用いれば、人道支援にも貢献できます~
投稿:舩生好幸(ビジネスライター)2023.9.25
セールスレター、コピーライティングと聞くと、
「詐欺、だましのテクニック」「不当に大金を稼ごうとする行為」といったネガティブなイメージを持たれるケースが国内ではまだまだ多いように思われます。
ですが、コピーライティング自体は中立的な「技術」「技法」もしくは「ツール」です。
鋭利な刃物に例えるとわかりやすいのではないでしょうか。
よく切れる包丁やナイフの使い方を誤ると、ケガをしたり人を傷つける可能性もあります。
しかし、刃物は正しく使えば便利で役立つ、私達になくてはならない道具です。
〇日本でコピーライティングが認識される場面は
国内でコピーライティングが脚光を浴びる、必要性を認識される場面は、いわゆる「怪しいビジネス」の商品・サービスの売り込み、というケースにかなり偏っているのかな? という”皮膚感覚”を個人的には持っています。
そのため世間一般に、
コピーライティングはあらゆる業種のマーケティングやセールスに有効な、告知や伝達のための技法
というより、冒頭に書いた「詐欺、だましのテクニック」などという認識が出来上がっているのでは? という次第です。
この感覚が正しければ、大変もったいない話であると思います。
〇私共のコピーライティングの捉え方
コピーライティング、特にセールスコピーライティングは、
まず対象商品・サービスをお客様の視点で調査し、それを起点に、
対象商品・サービスがお客様にどんな利益や解決策をもたらし、お客様をどのような高みへと導くことができるか、分かりやすく、インパクトをもって表現し、広告などの文章・コンテンツに作り上げる活動といえます。
セールスコピーを通じて、商品・サービスを必要とされるお客様にわかりやすくお伝えし、苦痛や問題の解決や、従来は不可能だった段階への到達を後押しする、
そのような可能性を、コピーライティングは持っていると私共は考えます。
〇人道支援機関も活用するコピーライティング
このブログではたびたび取り上げますが、国際的な人道支援機関―UNICEFやWFP、UNHCRなど国連に属する機関や「国境なき医師団」などは、広く一般からの支持や寄付を募るため、ダイレクトメール等で米国流のコピーライティング技法を効果的に活用しています。
(ご参考ブログ:人道支援機関のダイレクトメールから)
上に掲げた画像は、昨年2月に始まったウクライナ侵攻で被害を受けている子供たちを支援する目的でユニセフから発出されたダイレクトメールの一部です。
戦禍により破壊された建物の様子など、インパクトの強い内容ですが、
コピーライティングは適切に用いれば、困っている人達を助けることにも貢献できる、という一つの例であろうと思います。
それゆえ、コピーライティングを、
・お客様の苦痛や困難を解決するため
・お客様の不可能を可能にするため
など、
お客様=他者に貢献する、という志のもとで活用することは、誠実な思いをお持ちの事業者様を、一生お付き合いのできるお客様と結びつける契機ともなりうる、と私共は考えます。
コピーライティングを「詐欺、だましのテクニック」や「不当に大金を稼ごうとする行為」そう捉えられることは嘆かわしい状況であり、かつ誤った使い方、そう言いたいです。
「鋭利な刃物」は正しく使って世の中の役に立たせるべきです。
(Primary-f/向実庵 代表)
<Primary-fよりご案内>
売上・業績向上に貢献する
セールスコピーライティングを承ります。
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