重要情報の廃棄:復元できないように処分する
- 舩生 好幸
- 2024年10月4日
- 読了時間: 2分
更新日:3月10日
投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2024.10.4
(更新:2025.3.10)

〇重要情報が記載された書類や重要なデータが保存された媒体を廃棄する時は、復元できないようにしていますか?
重要情報が記載された書類をゴミ箱にそのまま捨てると、関係者以外の目に触れてしまい、重大な漏えい事故を引き起こすことがあります。
*ご参考ブログ:
また、電子機器・電子媒体に保存された情報は、ファイル削除の操作をしても復元される恐れがあります。
*ご参考ブログ:PCを「フォーマット」しても情報は残りうる
重要情報を廃棄する場合は、シュレッダーや消去用ソフトウェアを利用するなど、媒体ごとに適切な処分をしましょう。
*対策例
・書類は細断する、電子データは消去ソフトを利用する。
・電子媒体を物理的に壊してから処分する
・専門サービスに書類の溶解処分、電子データの消去処分を委託して証明書を取得する。

*上記は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)発行の以下の文書を参考に、筆者の意見も加えて構成しました。
・「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」Ver.5.4・設問No.18及び解説

*「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」は、IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」のページに「付録3」として登録されており、誰でもダウンロードが可能です。
(Primary-f/向実庵 代表)
<ご案内>
Primary-fでは、事業者様の「人と事業を守る」ため、中小企業庁及びIPAが推進する「できるところから始めて段階的にステップアップ」の取り組みに沿った情報セキュリティ関連サービスをご提供いたします。
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