オフィスの戸締まりに気を配る
- 舩生 好幸

- 2024年10月7日
- 読了時間: 2分
更新日:4 日前
~事務所の施錠忘れ対策~
投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2024.10.7
(更新:2025.12.4)

〇事務所が無人になる時の施錠忘れ対策を実施していますか?
オフィスが無人になる時間帯は、部外者や不審者が立ち入れないよう出入り口や窓の施錠など戸締りが必要です。
オフィスの最終退出者と退出時間の記録を残すことは、最終退出者による施錠の責任意識を向上させることにも役立ちます。
施錠と退出記録の管理を適切に実施しましょう。
また、消灯や複合機(コピー機)などの電源断、空調や火の元の始末など、普段行わないメンバーが最終退出者になっても確実に実行できるよう、手引書などを準備しておくと、省エネや防災の対策としても効率的でしょう。

〇対策例
・記録管理簿(電子情報でも紙媒体でも、使いやすいもので可)を用意し、最終退出者が事務所を施錠し退出した際の記録(退出日時、退出者名など)を残す。
・抜け漏れ防止のため、最終退出者の行う確認事項や実施事項(機器の電源断、火の元の始末、窓や出入口の施錠確認、等)のガイドや早見表を退出者が利用しやすい場所などに準備しておく。
・出入口の鍵の管理者や保管場所を定め、ルールに沿って運用するなど、基本的な管理を徹底する。
・必要に応じてスマートロック(遠隔施錠やウェブ上で入退室記録を確認できる設備)などの設備を導入する。
(本稿の記述は、IPA発行の以下の文書に基づき、筆者の意見も加えて構成しました。)
・「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」Ver.5.4・設問No.17及び解説

(「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」のダウンロードはこちらからどうぞ。)
(Primary-f/向実庵 代表)
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