OSやソフトウェアは常に最新の状態にする

更新日：4月30日

投稿：舩生好幸（ISACA認定CISA、IPA登録セキュリティプレゼンター）2024.10.29

（更新：2025.4.30）

〇パソコンやスマホなど情報機器のOSやソフトウェアは常に最新の状態にしていますか？

もしもOSやソフトウェアのアップデート処理を行わず、古いまま放置していると、セキュリティ上の問題点が解決されません。

結果、それらの問題点を悪用したウイルスに感染してしまう、等の危険性が高まります。

お使いのIT機器のOSやソフトウェアには、修正プログラムを適用する、または最新版を利用するようにしましょう。

〇対策例

・WindowsUpdate、(WindowsOSの場合)、ソフトウェア・アップデート(macOSの場合)などベンダの提供するサービスを実行する。

・Adobe Acrobat Reader、ブラウザなど利用中のソフトウェアを最新版にする。

・テレワークで利用するパソコン等のソフトウェアやルーター等のファームウェアも最新版にする。

・利用中のソフトウェアに脆弱性が存在しないか、MyJVNバージョンチェッカ※で確認する。

〇MyJVNバージョンチェッカも併せてご利用を

MyJVNバージョンチェッカは、公的な脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」が提供する無料のバージョンチェックツールです。以下のURLよりダウンロードができます。

・このソフトを使うと、マイクロソフト以外の、パソコンにインストールされているソフトウェア製品（ウェブブラウザや動画再生ソフトなど）のバージョンが最新であるかをチェックできます。

・Windows Update等と併せて、MyJVNバージョンチェッカでチェックすることを習慣化しましょう。

（本稿の記述は、IPA発行の以下の文書に基づき、筆者の意見も加えて構成しました。）

・「5分でできる！情報セキュリティ自社診断」Ver.5.4・診断項目No.1及び解説

（「5分でできる！情報セキュリティ自社診断」のダウンロードはこちらからどうぞ。）

（Primary-f／向実庵　代表）

（ご参考ブログ）

・OSやアプリの「アップデート処理」は情報セキュリティ対策の第一歩

＜ご案内＞

Primary-fでは、事業者様の「人と事業を守る」ため、中小企業庁及びＩＰＡが推進する「できるところから始めて段階的にステップアップ」の取り組みに沿った情報セキュリティ関連サービスをご提供いたします。

最新記事