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ウイルス対策ソフトを導入し適切に利用する

  • 執筆者の写真: 舩生 好幸
    舩生 好幸
  • 2024年10月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月27日

投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2024.10.28

(更新:2025.8.27)


ドアに備え付けたテンキーロック
画像出典:写真AC(https://www.photo-ac.com/)

〇パソコンやスマホなどにはウイルス対策ソフトを導入し、ウイルス定義ファイルは最新の状態にしていますか?


※ウイルス定義ファイル:コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれます。


皆様のパソコンやスマホ等のIT機器に忍び込んでID・パスワードを盗んだり、遠隔操作を行ったり、ファイルを勝手に暗号化するコンピュータウイルス。

技術進歩とともに、より巧妙で深刻な被害をもたらすウイルスが登場しています。


ウイルス対策ソフトを導入し、ウイルス定義ファイル(パターンファイル)は常に最新の状態になるようにしましょう。


〇対策例

・統合型のセキュリティ対策ソフト※の導入を検討する。

(※メール対策やネットバンキング保護、ファイアウォールやその他脆弱性対策など、統合的なセキュリティ機能を搭載したソフト。)


・ウイルス定義ファイルが自動更新されるように設定しておく。


・OSに標準搭載されているセキュリティ機能(Windows Securityなど)も有効活用する。


・テレワークで利用するパソコン等の端末にもウイルス対策ソフトを導入し、ウイルス定義ファイルを最新の状態にする。


(本稿の記述は、IPA発行の以下の文書に基づき、筆者の意見も加えて構成しました。)

・「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」Ver.5.4・診断項目No.2及び解説


表紙「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」
表紙「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」

(「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」のダウンロードはこちらからどうぞ。)



〇OSのアップデート処理にもご留意を

加えて、ウイルス対策ソフトを有効に機能させるためには、Windows Updateなど、OSのアップデート処理にもご留意ください。


アップデート処理を行ってOSなどのセキュリティ面の弱点を「塞ぐ」ことではじめて、ウイルス対策ソフトの機能を十分に発揮させることができるからです。


Windows Updateなどが十分に行われず、セキュリティ面の弱点が放置されたシステムでは、たとえウイルス対策ソフトが機能していても、ウイルスの侵入を許してしまう、サイバー攻撃を受けてしまうリスクが高まってしまいます。


ウイルス対策ソフトを有効に機能させるためにも、Windows UpdateなどOSのアップデート処理にもご留意ください。



(ご参考ブログ)



(Primary-f/向実庵 代表)



<ご案内>

Primary-fでは、事業者様の「人と事業を守る」ため、中小企業庁及びIPAが推進する「できるところから始めて段階的にステップアップ」の取り組みに沿った情報セキュリティ関連サービスをご提供いたします。


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