投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2023.1.26
(更新:2023.9.29)
新聞にも掲載されましたが、一般財団法人「日本サイバー犯罪対策センター」によれば、
偽の通販サイトは毎月1万件以上
新たに確認されているそうです。
格安だからと偽サイトで商品を購入しても、商品は届きませんし返金もされません。
代金が騙し取られるだけでなく、入力した個人情報等が悪用されるリスクもあります。
そのような通販サイトやネットショップの利用は避けましょう。
〇偽サイトを見分けるポイント
*実在しない会社名、架空の所在地情報
同センターによれば、偽サイトには、実在しない会社名などが掲示されている場合が目立つとのことです。
はじめて利用するサイトの場合、記載内容が事実に基づいているか、一手間かけて確認するよう、同センターは呼び掛けています。
今はグーグルマップなど便利なサービスもあります。
通販サイトやネットショップであれば表示されている「特定商取引法に基づく表記」に記載された情報に不自然な点はないか、その場で確認できると思います。
*不自然な掲載情報
ほかにも偽サイトを見分けるポイントとして、以下のような特徴が挙げられています。
・他店に比べて大幅な値引き販売
→一桁小さい販売価格など。販売する意図がないので極端に安く表示できます。
・支払方法が銀行振込(特に個人名義口座)限定
・不自然な日本語表現
・ドメイン名に「.xyz」「.top」が使われている
〇信頼できるお店でお買い物を
私共もネットショップ向実庵を運営しております。偽通販サイトがはびこる状況は、
ネット通販全般の信頼感に悪影響を及ぼし、ネットショッピングへのお客様の不安が高まることにもつながり、憂慮すべきことです。
ネット通販をご利用される場合、上記の見分けるポイントにご注意いただいた上で、信頼できるお店でお買い物を楽しんでいただきたいと存じます。
(Primary-f/向実庵 代表)
<ご案内>
Primary-fでは、事業者様の「人と事業を守る」ため、中小企業庁及びIPAが推進する「できるところから始めて段階的にステップアップ」の取り組みに沿った情報セキュリティ関連サービスをご提供いたします。
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