情報セキュリティ対策の要は「人間」
- 舩生 好幸

- 2022年12月28日
- 読了時間: 3分
~情報セキュリティ対策のハード・ソフトを活かすのも人間次第
投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2022.12.28
(更新:2026.7.10)
企業様・事業者様の情報セキュリティ対策といいますと、
・IT機器へのウイルス対策ソフト導入、OS等の適切なアップデート
・社内ネットワークへの不正アクセス検知の仕組み導入
・カードや生体認証を用いた職場の入退管理の仕組み導入
といったITやハード・ソフトの導入が思い浮かぶかもしれません。
確かに、上記のような仕組みは有効ですし、事業内容によっては導入が必須であったり、或いは導入を推奨されることも多いかもしれません。
その一方で、例えば、従業員やスタッフの皆様が、情報セキュリティの重要性を十分理解・認識できておらず、
・受信した詐欺メールに記されたフィッシングサイトへのURLを無造作に開いたり、
・機密情報や機微な個人情報などに必要な保護策を講じず、無造作に持ち出していたり、
・入館手続きが面倒だからと時々、職場外の人間を「共連れ」で入館させていたり、
等の事象があるとしたら、
サイバー攻撃の被害や、情報漏えい事故が発生する危険性は高いまま、ともいえます。
〇情報セキュリティの仕組み導入とともに「人」への対策も重要
ITやハード・ソフトの導入などと同時に(、あるいはそれ以上に)大切なのは、
経営者様を筆頭に、事業に携わる従業員・スタッフの皆様の情報セキュリティへの動機づけや、情報セキュリティを守る意識の涵養、そして実施に必要な知識・技能の獲得です。
〇経営トップ、そしてメンバーの意識や行動が大変重要
そして、事業運営全般に通じることでもありますが、情報セキュリティ対策においても、経営トップの方の意識や行動が大変重要です。
ざっと挙げても、経営者様には以下のような対応や行動が求められると言えます。
・事業における情報セキュリティの必要性や重要性を認識し、把握し、
・情報セキュリティの方針や達成すべき目標、守るべきルール等を確立し、
・情報セキュリティ対策推進のリーダーシップをとり、自ら率先して行動する。
等
※上記全てを経営者様が独力で行う、という意味ではありません。
周囲の皆様の人的資源を活用しつつ、最終的に経営者様が責任を持つ、とご理解ください。
そして、それらを受けて組織のメンバーは、
・経営者が掲げる情報セキュリティの方針や目標等を理解し、同意し、
・情報セキュリティ対策に必要な知識や技能を習得し、
・情報セキュリティルールに基づいた行動をとる。
等、日々の業務運営の中で実践する必要があると言えるでしょう。
〇「人間」は情報セキュリティ対策の要
情報セキュリティ対策として導入する様々な仕組みを有効活用し、
目指す効果を上げるためにも、組織にかかわる皆様の認識・力量・行動は大切です。
「人間」は組織の要であり、情報セキュリティ対策の要でもあります。
(Primary-f/向実庵 代表)
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