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電子メールやFAXの送信ミスを防ぐ

執筆者の写真: 舩生 好幸舩生 好幸

更新日:1月17日

投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2024.9.9

(更新:2025.1.17)


〇電子メールやFAXの宛先の送信ミスを防ぐ取り組みを実施していますか?


画像出典・写真AC(https://www.photo-ac.com/)
画像出典・写真AC(https://www.photo-ac.com/)

電子メールやFAXの送り先や送り方を間違えて、情報が漏えいしてしまうインシデントは、誰にでも起こりうるものです。


電子メールやFAXは、まず、送信前に送り先や送信の方法などを十分確認することを習慣づけておきましょう。



〇メールソフトの誤送信防止機能も有効活用を


メールソフトに宛先チェック、送信保留、取り消しなど誤送信防止機能がある場合は有効活用し、誤送信の防止に役立てましょう。


メールソフトの送信ボタンを押下して数十秒~数分後、安心したところで電子メールに不備や誤りがあることに気付くことは案外多いのではないでしょうか。


メールソフトで送信保留時間を5分、10分、などと設定できる場合は、活用することで誤送信防止の「最後の砦」になると思います。



〇電子メールの一斉送信の際にもご注意を


複数の受信者に電子メールを一斉送信する際は、送り先が正しいことに加えて、メールアドレスの表示・非表示の方法が正しいことを十分に確認してから送信しましょう。


メールマガジンのように、電子メールを互いに無関係な受信者に一斉送信する場合、受信者のメールアドレスを明示する形式(宛先やCC)で送ってしまうと、メールアドレスの漏洩になってしまいます。


互いに無関係な受信者に電子メールを一斉送信する場合は、受信者のメールアドレスが非表示となるBCCで送信することを徹底しましょう。


(Primary-f/向実庵 代表)



(本稿は、IPA発行の以下の文書を参考に、筆者の意見も加えて構成しています。)

・「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」Ver.5.4・設問No.7及び解説



(「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」のダウンロードはこちらからどうぞ。)



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Primary-fでは、事業者様の「人と事業を守る」ため、中小企業庁及びIPAが推進する「できるところから始めて段階的にステップアップ」の取り組みに沿った情報セキュリティ関連サービスをご提供いたします。





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