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重要情報は安全な方法で持ち出す

執筆者の写真: 舩生 好幸舩生 好幸

更新日:3月11日

投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2024.10.11

(更新:2025.3.11)


ドアに備え付けたテンキーロック
画像出典:写真AC(https://www.photo-ac.com/)

〇重要情報が記載された書類や電子媒体を持ち出す時は、盗難や紛失の対策をしていますか?


重要情報を社外へ持ち出す際には、思わぬ盗難にあったり、うっかり紛失する、といったリスクがあります。


重要情報を持ち出す際はそれらリスクの存在を前提に対策し、行動しましょう。


まず、重要情報の持ち出しは許可制とし、持ち出しの都度記録する、といった運用を行うことで、情報を持ち運ぶ方の情報セキュリティに対する意識を高めることができます。


また、重要情報を収めたノートパソコンやスマートフォンを社外へ持ち出して利用するにあたっては、パスワードの入力を求めるように設定したり、データファイルを暗号化するなどの対策を行い、万一、盗難や紛失があっても情報を簡単に読み取られないように備えましょう。


〇対策例

・重要情報の持ち出しは許可制にして都度記録する。

・ノートパソコン・スマートフォン・USBメモリなどはパスワードロックをかける。

・カフェやホテル、駅など公共の場所でテレワークを行うときにはパソコンや書類を放置しない。


(本稿の記述は、IPA発行の以下の文書に基づき、筆者の意見も加えて構成しました。)

・「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」Ver.5.4・設問No.13及び解説


表紙「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」
表紙「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」

(「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」のダウンロードはこちらからどうぞ。)


*関連ブログ:情報などの持出し管理


(Primary-f/向実庵 代表)



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