脅威や攻撃の手口を知り、対策に活かそう
- 舩生 好幸

- 2024年7月2日
- 読了時間: 3分
更新日:11月7日
投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2024.7.2
(更新:2025.11.7)
・取引先や関係者と偽ってウイルス付のメールを送付する
・正規のウェブサイトそっくりな偽サイトに誘導してID・パスワードを盗む
など、サイバー攻撃やフィッシング詐欺の巧妙な手口が増えています。
以前はそれらのメールやサイトには不自然な日本語が使われており、比較的簡単に偽物と見破れましたが、最近は生成AIが悪用され、一見、区別がつきにくい自然な文章が使われていたり、本物そっくりな偽サイトも増えました。
それでも、それらの偽メールや偽サイトなどには、冷静に観察すると不自然だったり、無理や矛盾した記述内容などが見つかると思います。
私達も冷静な判断ができるよう、普段から積極的に情報収集を行い、脅威や攻撃の手口を知って対策に活かすことを心がけましょう。

〇対策例
・IPA(独立行政法人情報処理推進機構)など公的なセキュリティ専門機関のウェブサイトや、メールマガジンで最新の脅威や攻撃の手口を知る。
・利用するネットバンキングやクラウドサービスなどが提供する注意喚起を確認する。
・テレワークでは管理者が従業員に適宜注意喚起し、従業員はセキュリティの懸念は速やかに報告する。
〇情報セキュリティやサイバー攻撃に関する情報収集に使える公的サイトの例
ここではIPAが一般公開する「情報セキュリティハンドブック」(ひな形)に掲載される以下のサイトをご紹介します。
・独立行政法人情報処理推進機構(IPA)重要なセキュリティ情報
・JVN(Japan Vulnerability Notes 脆弱性対策情報ポータルサイト)
・一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター
(略称:JPCERT/CC 技術的な立場における日本の窓口CSIRT)
私達も普段から積極的に情報収集を行い、脅威や攻撃の手口を知り、情報セキュリティ対策に活かしてゆきましょう。
*本投稿は、IPA発行の以下の文書を参考にしています。
・「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」Ver.5.4 診断項目No.5及びその解説
・「情報セキュリティハンドブック(ひな形)」Ver1.5
*参照・ダウンロードはこちらから

(Primary-f/向実庵 代表)
*ご参考ブログ:
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