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脅威や攻撃の手口を知り、対策に活かそう

  • 執筆者の写真: 舩生 好幸
    舩生 好幸
  • 2024年7月2日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月28日

投稿:舩生好幸(ISACA認定CISA、IPA登録 セキュリティプレゼンター)2024.7.2

(更新:2025.7.28)


・取引先や関係者と偽ってウイルス付のメールを送付する

・正規のウェブサイトそっくりな偽サイトに誘導してID・パスワードを盗む


など、サイバー攻撃やフィッシング詐欺で巧妙な手口が増えています。


以前はそれらのメールやサイトには不自然な日本語などが使われており、比較的簡単に偽物と見破れましたが、最近は生成AIの悪用でしょうか、本物のメールと区別がつきにくい自然な表現が使われていたり、一見、本物そっくりな偽サイトも増えてきました。


それでも、それらの偽メールや偽サイトなどには、冷静に観察すると不自然だったり、矛盾した点が見つかると言います。


私達も冷静な判断ができるよう、普段から積極的に情報収集を行い、脅威や攻撃の手口を知って対策に活かすことを心がけましょう。

画像出典・写真AC(https://www.photo-ac.com)
画像出典・写真AC(https://www.photo-ac.com)

〇対策例

・IPA(独立行政法人情報処理推進機構)など公的なセキュリティ専門機関のウェブサイトや、メールマガジンで最新の脅威や攻撃の手口を知る。


・利用中のインターネットバンキングやクラウドサービスなどが提供する注意喚起を確認する。


・テレワークでは管理者が従業員に適宜注意喚起し、従業員はセキュリティの懸念は速やかに報告する。


〇情報セキュリティやサイバー攻撃に関する情報収集に使える公的サイトの例

ここでは「情報セキュリティハンドブック」(ひな形)に掲載される以下のサイトをご紹介します。


・独立行政法人情報処理推進機構(IPA)重要なセキュリティ情報


・JVN(Japan Vulnerability Notes 脆弱性対策情報ポータルサイト)


・一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター

(略称:JPCERT/CC 技術的な立場における日本の窓口CSIRT)



私達も普段から積極的に情報収集を行い、脅威や攻撃の手口を知り、情報セキュリティ対策に活かしてゆきましょう。


本投稿は、IPA発行の以下の文書を参考にしています。

・「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」Ver.5.4 診断項目No.5及びその解説

「情報セキュリティハンドブック(ひな形)」Ver1.5


*参照・ダウンロードはこちらから


表紙「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」
表紙「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」

(Primary-f/向実庵 代表)


*ご参考ブログ:



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